浄水通リ、山荘通リというような昔から知っていた通りのように、けやき通りという名前は、いつの間にか私たちの生活の中で定着している。こういうふうに通りの名前が認知されるには、やはり自分たちの街という人たちの思いが必要なのだ。この運動を支えるけやき通り発展期成会の活動には、地方分権という難しい言葉の原点は、実はこういう自分たちの街での人の生き方なのだと言うことをあらためて考えた。
ぜいたくをいえば、けやき通りの周辺にも魅力的なとおりとまちなみが続くように、延長線上にある地区にこのような運動が広がっていくよう、先輩である期成会と福岡国土工事事務所は、是非助力をしていただきたい。一つの点であった場所が線となることで通りとなり、さらに面となることで街となって、けやき通りを発信地とするまちづくりまで。とても期待しています。