福岡タワーは、海と歴史を抱いた文化都市、福岡市の市制100周年のシンボルとして、また、アジア太平洋博覧会のモニュメントとして建造された。高さ234m、福岡市の市章を象った正三角柱の端正な姿と、8000枚のハーフミラーガラスに映し出される自然の彩りが美しい。各種情報発信機能を備え、現代の先端技術と豊かな自然景観とを巧みに調和させ、アジアの拠点都市福岡市の新しいマークとして、第23回SDA賞(日本サインデザイン協会)受賞。
眼下に広がる豊かな自然と都市の営みを眺望することによって、魅力のある街づくりへの願いがさらに高まることを期待する。